月光散歩
#タルビッ(月光)遊歩道
朝鮮時代の文筆家である許筠(ホ・ギュン)、許蘭雪軒(ホ・ナンソルホン)姉弟が幼少期を過ごした江陵市チョダン(草堂)洞には、散歩に適した松林がある。
昼間の爽やかな森林の道もいいが、日が暮れると近くの許筠・許蘭雪軒記念公園から始まる月光遊歩道がロマンチック。
照明の光が穏やかな音楽とともに鏡浦湖まで続く月光遊歩道を歩いてみよう。
照明で映し出される桜や松葉、松ぼっくりの模様が刻々と変化し、夜の散歩をますます楽しくする。
夜がふけるにつれて照明は一層華やかでうっとりする夜景を見せてくれる。
きらびやかな光を通り過ぎてずっと伸びている遊歩道に入ると、柔らかい照明が月明かりのように見えて風情がある。
1日を締めくくる夜の散歩は日常の煩わしさを忘れさせてくれ、深い思索へと誘う。
ホタルの照明
遊歩道をしばらく歩いていくと、思わず目を丸くする光景に出くわす。
キラキラする緑の光がまるでホタルの群れのように見える。
草むらの虫の声に合わせてホタルが群舞しているかのよう。
適度な距離を保って眺めると幻想的な美しさを長く楽しめる。
鏡浦湖に向かって道を進むと、タルビッ(月光)遊歩道のハイライトである大きな月が見えてくる。
6mの大きな月の照明
鏡浦湖のすぐそばに設置された巨大な月の照明。
遠くからでもよく見えるほど大きい。
6mの大きな月の照明はフォトスポットとして人気が高い。
月をバックに写真を撮ると素敵なシルエット写真になる。
鏡浦湖に浮かぶ月
タルビッ(月光)遊歩道終点の鏡浦湖に着くと、運が良ければ湖に浮かぶ月が見られる。
周辺の華やかな光とは違った柔らかい月の光が美しい鏡浦湖の夜景を完成させる。
タルビッ(月光)遊歩道
許筠・許蘭雪軒記念公園~鏡浦湖公園
許筠・許蘭雪軒記念公園(タルビッ(月光)遊歩道起点)
住所:江陵市ナンソルホンロ193ボンギル1-29
#烏竹軒_夏の夜の風情
烏竹軒は韓国の住宅建築の中で最も古い建物。申師任堂(シン・サイムダン)と栗谷(ユルゴク)
李珥(イ・イ)が生まれた家で、江陵の伝統と歴史、文化を伝える名所。
江陵烏竹軒が夏休みシーズンを迎えて夜間開放されている。
7月7日から8月26日まで、毎週金曜日と土曜日の午後6時から9時までは夜間も烏竹軒を観覧できる。
夏の夜に、昼間とはまた違った烏竹軒の昔の趣を感じることができる。
申師任堂とその息子の栗谷 李珥は、それぞれ5万ウォン札と5千ウォン札に描かれている人物。
烏竹軒は世界で初めて母子そろって貨幣に描かれている人物の誕生地でもある。
入口にこれを知らせるフォトスポットがあり、明るくライトアップされている。
烏竹軒に入ると、申師任堂の作品である草虫画が華やかに映し出され、目を引く。
月明かりの下で静かな烏竹軒を見て回ると、ロマンチックな夜の風情がある。
伝統家屋をバックに、烏竹軒野外広場に申師任堂の作品が華やかに映し出される。
烏竹軒の夜景には伝統と現代が共存する新鮮な美しさがある。
夏だけ一時的に夜間開放される烏竹軒では、夜間観覧とともに野外広場で公演も楽しめる。
夜間開放される週末の夕方7時から「烏竹軒風流の夜」が催され、多彩な見どころが繰り広げられる。
マダン劇や国楽、農楽、バスキングなど、各回に伝統とフュージョン文化の調和した様々な公演が楽しめる。
江陵の歴史と文化が宿る烏竹軒で夏の夜の風情と興趣を一緒に楽しもう。
烏竹軒夜間開放
2023年7月7日(金)~8月26日(土)
毎週金・土曜日 18:00~21:00
夜間公演「烏竹軒風流の夜」
毎週金・土曜日 19:00~20:30
(会場:烏竹軒野外広場)
入場締切時間 20:00
烏竹軒 :
江陵市ユルゴクロ3139ボンギル24