江陵の味
冬の寒さを和らげるヌードル3選
江陵では、毎年秋になると「江陵ヌードルフェスティバル」が開催されるほど、江陵の人々の麺料理に対する愛情は別格である。
チャンカルグクス(コチュジャンカルグクス)、オンシミカルグクス(じゃがいも団子入りカルグクス)など、
江陵ならではの特徴を生かした麺料理が多い。
その中でも、冷たい風の吹く冬にぴったりな温かい麺料理を紹介しよう。
チャンカルグクス(コチュジャンカルグクス)
チャンカルグクス(コチュジャンカルグクス)
カルグクスにテンジャンやコチュジャンを入れ、風味をつけた麺料理である。
コシのある麺に、様々な野菜や煮干しから出汁を取るため、深味のある味わいとコクが楽しめる。
お店によって麺やトッピングが異なるため、味も多少異なるが、チャンカルグクス特有のコクと辛さが特徴である。
チャンポン
チャンポン
チャンポンは、野菜や魚介類、肉などを炒め、出汁で煮込んだ辛めのスープに麺を入れた韓国式中華料理である。
海に面している江陵は、地域の特性に応じてイカやムール貝などの海産物をたっぷり入れた海鮮チャンポンが親しまれている。
さらに辛味を加え、ピリッとした辛さがやみつきになる。
江陵の美味しいチャンポンをもとめて、全国から訪れる人が多い。
オンシミカルグクス(じゃがいも団子入りカルグクス)
オンシミカルグクス(じゃがいも団子入りカルグクス)
江陵は、ジャガイモの栽培が盛んな地域で、古くからジャガイモ料理が発達していた。
その中でも、ジャガイモをすりおろし、ジャガイモのすり身で作ったオンシミ(じゃがいも団子)が美味しい。
それにカルグクスを入れて出汁で込んだオンシミカルグクス(じゃがいも団子入りカルグクス)が江陵の郷土料理として有名である。
オンシミのもちもちとした食感と柔らかい麺が調和する。