ホットプレイス
自然と一体になる休息
カンヌン(江陵)ソルヒャン樹木園
カンヌン(江陵)を訪れる観光客の出発点はほぼ海から始まる。しかし、カンヌン(江陵)には海に引けを取らないくらい美しい森がある。カンヌン(江陵)の森では空にぐんと伸びた金剛松の力強さに圧倒され、さらに特別だ。松はカンヌン(江陵)の象徴であり、韓国で唯一、松をテーマにしたところがソルヒャン樹木園だ。景色の良い谷間に流れる水の音、鬱蒼とした森の緑、華やかな春の花を眺めながら軽やかに散歩すれば、爽やかな旅行を楽しめるだろう。
ソルヒャン樹木園は約78.5haの敷地に23の様々なテーマをもとに2013年に開園した。 樹木園があるチルソン(七星)山は金剛松が自生する場所で、天然の森本来の姿をそのまま誇る。生態観察路、治癒の道、広場、森の遊び場、野生花展示園、岩石展示園、熱帯温室など四季折々の様々な風景を観覧できる。
樹木園の入口から花が咲き乱れている。赤く黄色に咲いた花は一年を通して咲き誇り、訪ずれた人の目を引く。往復2km、往復3kmなどを1時間前後の3つのコースで利用することができる。
山鳥の鳴き声とちょろちょろ流れる渓谷の水音は、散歩に爽やかさを加えてくれる。飛び石の道の間を流れる渓谷の水で手を洗って足を浸すと、頭の先まですっきりする。底がはっきり見える澄んだ渓谷の水は、夏になると心待ちにしていた子供たちの水遊び場になる。
平らな木のデッキで作られた森の生態観察路に沿って歩いてみよう。傾斜が緩やかで誰でも歩きやすい。散策路の途中に休憩できる椅子やテーブルも用意されており、余裕を持って歩いてみよう。深呼吸するたびに、体中いっぱいに緑の気運が広がっていく。
韓国を代表する樹種の金剛松は、茎が赤く上にまっすぐに育つ特徴から「木の帝王」と称されている。特に、フィトンチッドを多く発散してストレス解消に役立つと知られている。
松の木が生い茂る広い芝生の周辺は訪問客に人気が高い。かわいい動物をイメージしたフォトゾーンで家族や友人、恋人と一緒に記念写真を撮りながら思い出を作ってみよう。
子連れの場合は森の遊び場で時間を過ごすのもお勧めだ。自然にやさしい遊び場で思う存分走って、滑って、寝転がりながら遊んでいると、幸運にも偶然通りかかったリスに出会えるかも知れない。
最近、熱帯植物園が新しくオープンした。樹木園の端の高地でヤシの木を見ることができるユニークな空間で、内部はメゾネットタイプになっている。テーブルと椅子を置いて、まるでカフェのような雰囲気を感じることができる。
松林の間に飾られた憩いの場では、短いながらもキャンプの気分を感じることができる。 夜間は照明できらめく林道を楽しむことができる。闇に包まれた森の中で光が作り出す美しい風景をソルヒャン樹木園で体験してみよう。
運営時間
夏期(3月~10月)
昼間
9:00~18:00
夜間
20:00~23:00
冬期(11月~2月)
昼間
9:00-17:00
夜間
18:00-22:00
休園日 :
毎週月曜日(※月曜日が祝日・振替休日の場合はその翌日休園)
入場料 :
無料
注意点
閉園の1時間前までに入場
夜間開園時は一部コースのみ運営
江陵ソルヒャン樹木園 :
江陵市邱井面スモグォンギル156